性の力

精神世界に限らず世の中には開運や願望実現のための方法が各種取り揃えられているわけですが、その中でも自分の性的な魅力をアピールすることが人間社会を有利に渡って行くための最強のツールであるということは、誰にでも分かる当たり前の事実だと思うんですがどうでしょうか。ところがスピリチュアル業界では、引き寄せの法則を始めとする願望実現系の教えを説くティーチャーさんが、自身の性的な魅力をあからさまに、あるいはそれとなく利用することで人集めに成功していることが誰から見ても明らかな状況なのに、あくまでも自分で教えを実践した結果成功したという体で活動されているように見受けられます。あくまでもこの世の生活に限った話ですが、性の力を活用するのが一番の近道です、と私だったら話すと思います。性の力というのは結局大元のエネルギーに直結しているので、社会的に成功している人は大なり小なり必ず利用していると言えます。性的魅力は本来内側から放たれる輝きなんですが、もちろん外部的な要因で疑似的に高めることも出来ます。そうじゃなかったらファッション業界や美容業界の規模がこんなに大きいはずはありません。何事もやり過ぎは良くないですが、自己満足じゃなくて相手に好い印象を与えることが目的である限り、身だしなみや服装に労力とお金をかけることにマイナスの要素は一つもありません。不謹慎な言い方になって申し訳ありませんが、人生を有利に運びたいと思うならまず第一に取り組むべきことは、人に好い印象を与えるために自分が出来る範囲で外見を磨くことだと思います。自己肯定感を上げるために整形するとかブランド品を身に着けるという意味ではありません。

物差し

何かものごとを始める時に、どこを目指すのかとか何が最終目的なのかということは、一番先に定めるのが当たり前だと思うんですが、スピリチュアル業界ではそこが意図的にぼかされていると考えられる場面によく出くわします。それゆえそのスピリチュアルティーチャーさんの人生観とか、どんな物差しでものごとを測っているのかということを、功利主義ではないんですがまっ先に見極めることが必要ではないでしょうか。ものごとをあんまり哲学的に考えない日本人には慣れない作業です。するとスピリチュアルを謳っていても、結局は楽してお金が儲かり、理想の恋人をゲットすることが最終目的であるという、要するに本当なら自己啓発に分類されるべき物差しが、少なからず混じっていることが分かります。なぜならそうしないと人が集まらず、商売にならないからです。開運とか生活水準の向上を望まない人はいないのですし、その教えの性質を見極めた上で自分に必要だと思えば上手に取り入れればいいし、要は自分で選択しているという自覚が絶対的に重要だということを私は言いたいわけです。どんなにいい教えであっても、自分が心から納得していない段階で言いくるめられ誘導されて、すべて上手く行くという夢を見させられている状態は、長い目で見ると望ましくないと思うからであります。ではどんな物差しを持っているのがいいかというのは難しい問題なんですが、「自分が悟る」とか「自分が開花する」というような、最終目的の主語が「自分」であるものに関しては、私の意見では要注意とだけ言っておきましょう。同様に「神が私になる」ならいいんですが、「私が神である」という発想も要注意だと思います。